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ロックの部屋

ロックの部屋

2005年

《2005年マイベストアルバム20選》

年末恒例の今年聴いたアルバムベスト選です。昨年は15枚でしたが、今年は15では足りなくなってしまいベスト20にしました。それだけ聴く枚数がどんどん増えている状況です。良い意味で、何でも聴けてしまう弊害が出てきています。それでもこのベスト選を見れば管理人の指向と趣味が分かるはず。

No.20 ブルー『Best of Blue』


英国のNo.1ヴォーカルグループ、ボーイズグループの中では骨太で厚みがあるヴォーカル聴き応えは充分です。ボーイズグループは嫌いという人もいるでしょうが、美しいメロディーとソウルフルなビートの裏にある、健気で切ない純粋さにも目を向けて欲しいなと思います。(4月22日の日記に登場

No.19 クラウドベリー・ジャム『The Great Escape』


2004年に再結成し、復帰2作目として2005年にリリースされた『The Great Escape』です。ギターポップバンドからエレクトロニカからジャズまで昇華されたお洒落なアルバムです。あ、トップの左上のフォトは最近のこの人達の姿です。(8月28日の日記に登場

No.18  GORILLAZ(ゴリラズ)『DEMON DAYZ』


ブラーのデーモンの覆面プロジェクト、ダンス、ラップとのクロスオーバーはイギリス最先端をいくロックなんでしょう。これを聴いてから最近のブラーも好きになってしまいました。(9月8日の日記に登場

No.17  Mew(ミュー)『and the glass handed kites』


ファーストは昨年のNo.1アルバムにしたこともあり、かなりの期待を持って、聴いたセカンド作でした。ファーストほどのポップさはなくなりましたが、映像とのタイアップはより増したようです。聞き込めば聞き込むほど、Mewの世界に酔いそうです。(9月15日の日記に登場

No.16 カタトニア『GREATEST HITS』


既に解散しているウェールズのバンド。バンドのフロントウーマンのケリス・マシューズの個性が魅力です。最近この手の華やかでお洒落ではじけたバンドがいないので貴重な存在。【ガービッジ】が一番近いかもしれないけど、ケバケバしさはなく適度な色気が素晴らしいです。(4月9日の日記に登場

No.15 ジェイミー・カラン 『CATCHING TALES』


《100万ポンドの男》ジェイミー・カランのメジャー第2作。ジャズのスタンダードから作曲ピアノ演奏までこなす、才能溢れる若者です。モダンジャズが基本のようですが、ロックやヒップホップのビートも取り入れている最先端のジャズが聴けます。一足先に輸入盤で購入しました。日本盤は1月25日の発売です。(日記未登場)

No.14 スリルズ『Let’s Bottle Bohemia』


アイルランドはダブリン出身のバンド【スリルズ】、ヴォーカルの癖っぽさにはまりまくりました。語るよりも聴けば解る!?(笑)(2月28日の日記に登場

No.13 ニュー・オーダー『WAITING FOR THE SIRENS’CALL』


ニュー・オーダーの復活も嬉しかったですね。ギターロックとダンス、エレクトロニックポップ全てが一流。数少ないニューウェーブの生き残りバンド。バーナード・サムナーの今後の活動にも注目です。(6月9日の日記に登場

No.12 ダリル・ホール&ジョン・オーツ『Our Kind of Soul』


ホール&オーツのソウルカバー集で総決算的なアルバムです。地味だけど良く聴きます。聴き応えは80年代の全盛時よりもあるかもしれません。インディーズから続々と魅力的なアーティストが出てくる状況の中でホール&オーツがブレイクするなんて今のアメリカのロックシーンでは考えにくく、心配な点でもあります。次の新作はどんな物になるのでしょうか。(3月13日の日記に登場

No.11 ジ・オーディナリー・ボーイズ『Brassbound』


正統派のスカビートが聴けるアルバムで一つひとつの曲の良さも抜群です。サマソニのステージも良かったし、誠実さを感じる1枚です。完成されてもいるので、今後の展開が気になるバンドでもあります。ずっと見守り続けたい、親近感が持てるバンドでもあります。
9月18日の日記に登場


ベスト10は明日の日記と言うことで、今日はここまで。

No.11と No.20の差はあってないようなもので、聞き込んだ時間の違いぐらい。クラシックロック系も色々と聴いてはいるのですが、アピール度が弱いのでこういったランクでは入ってきません。やはり現役でバリバリ活動しているバンドの方がダイレクトに感じるものがあります。

昨日今日と年末特番の「女王の教室」を見ていて感動してしまった。可愛い子供たちだなぁと思いました。あんな小学生だったら何人いてもいいです。(笑)

NHKBSでは「ロック誕生50年」なる番組をやっていて、懐かしさと初めて見る映像もあって楽しめました。

今年のロックシーン、何を聴こうかなんて考える間もなかったし、優秀な新人バンドも出てきたり、ベテラン勢の復活もありました。数・質とも充実していたのではないでしょうか。個人的にはヒップホップやニューソウル、ボサノバなども楽しめたりで充実していました。

ベスト10は以下の通りで、No.10以外は売れた物ばかりで、結果的にメジャー路線になってしまったようです。

No.10 イ・プー『OPERA PRIMA』


70年代のアルバムで唯一ランクインです。ユーロロック好きには著名なバンドですが一般的には知られていないでしょう。初めて聴くとイタリア語のロックに違和感も感じますが、馴れると何でもありません。ロックに芸術を求めたい人にも最適なバンドです。(12月10日の日記に登場

No.9 カイザー・チーフス『EMPLOYMENT』


これはUKらしいバンドです。60年代から受け継がれたブリティッシュ・ビートと70年代のパワーポップも兼ね備えたブリットポップ味の王道ロック。UKロックの深みを知る一枚です。(10月13日の日記に登場

No.8 ハード・ファイ『STARS OF CCTV』


今年出てきた新人バンドでは、もっとも活気があったバンドのひとつです。パンク時代のクラッシュのように、UKロックシーンのリーダー的な存在にも成り得そうな存在感があります。(11月3日の日記に登場

No.7 バックストリート・ボーイズ『never gone』


成熟度が増した捨て曲無しのアルバムです。ドラマチックで切ない胸キュンラブソングが一杯。曲の良さでは彼らの最高傑作かもしれません。普段洋楽を聴かない人にも勧めたい1枚です。(日記未登場)

No.6 オアシス『DON’T BELIEVE THE TRUTH』


60年代がビートルズ、70年代がレッド・ツェッペリン、80年代がU2だとしたら90年代ブリットポップ以降のロック界のリーダーと言えばオアシスでしょう。従来の強引さが和らいで、挿入した曲もメンバー複数によるもの。オアシスらしさを残しながら寛容な音作りへと変化を見せ始めた1枚です。今後のメンバーの言動にも目が離せません。(日記未登場)

No.5 ブラック・アイド・ピーズ『MONKEY BUSINESS』


ヒップホップの楽しさが満喫できるアルバムです。形にとらわれない曲の構成力に脱帽しました。しかも楽しいのです。ロックが負けたなと実感した一枚でもあります。今年一番新鮮でショックを受けたのはこのアルバムかも。(10月23の日記に登場

No.4 マドンナ『CONFESSIONS ON A DANCE FLOORE』


このダンスアルバムも衝撃だったかな。年輪を積まないと出来ないのではと思われるダンストラック集。吹っ切れ具合が凄いですね。今までのアルバムを聴き直したくなりました。来年マドンナ再評価に時間を使おうかなと思ってます。笑。(12月6日の日記に登場

No.3 SCISSOR SISTERS(シザー・シスターズ)


今年の上半期にはまりまくった一枚。80年代ニューウェーヴや70年代ポップのエッセンスを取り込みながら、踊れるダンスミュージックに仕立て上げたアルバムです。見(魅)せても良し、聴かせても良し、踊らせても良しのエンターテイメントな一枚です。ライブ行きたいバンドだなこれは。(1月25日の日記に登場

No.2 アーケイド・ファイア『FUNERAL』


これはロックバンドとは言いずらい、聴いたことがないような新世代のポップ・ミュージックですね。カナダから出るべきして出たという。堪能で教養あるクラシックの楽員がロックをやればこんなのが出来ますよ、という感じです。浪漫に満ちた楽曲に幸せな気分になりました。(10月26日の日記に登場

No.1 ジェームス・ブラント『back to bedlam』


そして今年のNo.1はジェームス・ブラント『back to bedlam』です。今月、日本盤もようやく発売され認知されてきました。ジェームス・ブラント・ファン・ブログなるものも誕生して着実にファンを増やしているようです。ファン心理とは微妙なもので、一般的になると自分の元から離れたような気分にもなります。日本盤のジャケットは明るいブルーで見栄えがしますが、楽曲のイメージからするとオリジナルのグレイの方が適切とはいえないでしょうか。ボーナス・トラック2曲は魅力ですけど……(笑)

ジェームス・ブラントの魅力とは、ピュアな歌心と言えば良いでしょうか。まだ誰の手にもかかっていない原石のような輝きの。。。。(10月1日の日記に登場


選に漏れたのでは、ハル、スティーヴィー・ワンダー、くるり、フランツ・フェルディナンド、コールド・プレイ等があるかな。最近気に入っているホワイト・ストライプスやマリタイム等も入れなかった。来年に入れるかもしれないし。

今年はダンス、ポップ寄りのロックを好んだ1年だったかな。来年はジャズに接近しようかなとも思っているし、ヘビメタに復帰しようかなとも思ったりするし、ネオアコを掘り下げようとも思うし、ヒップホップに本格的にのめり込もうかなとも思うし、良くは分かりません。年が明けたらじっくり考える事にします。(笑)

では皆様、また来年お会いしましょう。(笑)



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